2007-03-09 ArtNo.39175
◆オラクル/ウィプロ、共同でネットTV事業ソフト市場開拓
【バンガロール】OracleとWipro Technologiesは、インターネット・プロトコル・テレビジョン(IPTV)業者にOracle Communicationsオペレーション・サポート・システム(OSS)及びビジネス・サポート・システム(BSS)を共同で提供することで合意した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月6日、両社のステートメントを引用し報じたところによると、カルナタカ州Bangaloreに本拠を置くWiproはIPTV業界に4種類のオラクル・コミュニケーションズOSS/BSSスイート-1)『Provisioning』/2)『Service Activation』/3)『Subscriber & Service Management』/4)『Billing & Revenue Management』-を販売する。
Wipro TechnologiesのSuryanarayana Valluri副社長(Telecom Service Provider Group)によると、通信分野におけるWiproの研究開発力およびシステム統合力と、トリプルプレイ事業(音声・映像・データ通信3機能を1回線で提供する)の管理・会計業務におけるオラクルのリーダーシップを結合することにより、顧客は、市場で実証済みの最良の方法を最大限に利用して複雑な事業を低コストで効率的に遂行できる。
OSS/BSSスイートはIPTV事業の立ち上げから操業の全段階において高効率で迅速な業務の遂行を可能にする。『Subscriber & Service Management』は顧客情報を速やかに集約しIPTV環境固有の複雑性を即座に解決する。さらに『Billing & Revenue Management』と結合することにより、IPTV事業者は革新的なIPTV料金を設定し、ターゲットを絞った競争力あるトリプルプレイ商品を生み出し、すべてのトリプルプレイ・サービスのビリング業務において顧客中心の環境をつくることができると言う。
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