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2007-03-09 ArtNo.39171
◆貨物専用鉄道計画顧問指名入札に15社が応募
【ニューデリー】インドの国営鉄道Indian Railways(IR)が進める貨物専用鉄道(dedicated freight corridor)プロジェクトのアドバイザー選考入札に金融機関や国際重軸重鉄道会社(international heavy haul railroad operators)を含む15社が応募、それぞれ入札意向書(expressions of interest)をIRに提出した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが3月6日伝えたところによると、これらの企業にはNM Rothschild/PricewaterhouseCoopers/KPMG/SBI Capital/Canadian Railwayが含まれ、この他にオーストラリアと米国の重軸重鉄道会社も書類を提出した。アドバイザーは貨物専用鉄道の計画主体を務める特殊会社(SPV)『インド貨物専用回廊会社(DFCCIL:Dedicated Freight Corridor Corporation of India Limited)』のために金融計画、資本構造、金融オプション等の立案面で支援を提供するものと見られる。入札者は重軸重輸送の経験や専門知識を含む様々な基準に基づいて篩にかけられ、同予備選考を通過した企業に入札が認められる。
首尾良くコンサルタントに指名された企業は、鉄道省とDFCCILの間で取り交わされる利権契約(concession agreement)の作成や、線路使用料(track access charge)の設定面でIRを支援する。またプロジェクトの如何なる部分を設計・購買契約(EPC:engineering procurement contract)に含め、如何なる部分を公共民間協力(PPP:public-private partnership)方式を通じて実行するかと言った、様々な契約パッケージの立案にも助言を与えるものと見られる。この他、各種選考基準の立案を含む入札の枠組みや、PPPパッケージ利権契約草案の作成、合弁契約やプロジェクトの書類処理に関してもアドバイスを行う。
現在の東部・西部鉄道の稼働率は140%に達している。第11次五カ年計画期間に建設される東部・西部貨物専用回廊(Eastern and Western freight corridors)のコストは2万8181クロー(US$63.61億)と見積もられ、既に閣議の承認も得ている。DFCCILの授権資本は4000クロー(US$9.03億)だが、必要に応じて大幅に増額されるものと見られる。プロジェクト資金は政府予算内のリソースや、借入、内部余剰金、二国間・多国間融資等を利用して賄われる。
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