【ニューデリー】今会計年度に入って以来堅調なパフォーマンスを示して来たインドの輸出貿易は2007年1月に前年同月比僅か5.5%の成長に鈍化した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとエコノミック・タイムズが3月1日、商工省商務部(Department of Commerce)商事情報統計総局(DGCI&S:Directorate General of Commercial Intelligence and Statistics)の暫定統計数字を引用し報じたところによると、1月の輸出は96億4836万米ドルと、前年度同月の見直し後の数字91億4404万米ドルに比べ5.52%増加した。しかし昨年同月の暫定数字84億5772万米ドルに比較すると14.08%の増加になる。1月の輸入は154億3006万米ドルと、前年同月の見直し後の数字125億2007万米ドルに比べ23.24%増加した。前年同月の暫定数字113億6768万米ドルに比べると35.74%の増加になる。この結果1月の貿易赤字は前年同月の33億8000万米ドルから57億8000万米ドルに拡大した。
今年初10ヶ月(2006/4-2007/1)の輸出は前年同期の825億米ドルから991億4000万米ドルに20.15%、輸入は同1180億米ドルから1497億2000万米ドルに27%、それぞれ増加、この結果、貿易赤字は前年同期の351億3000万米ドルから505億8000万米ドルに拡大した。