1995-11-14 ArtNo.3914
◆<馬>ボルトン、マラヤ鉄道とブキ・トゥンク開発事業推進
【クアラルンプル】ボルトン・プロパティーズBhdがマラヤ鉄道(KTM)と合弁で計画するクアラルンプル市内のブキ・トゥンクにおける商業開発事業は来年第1四半期にはクアラルンプル市当局の認可を得られる見通しだ。
ボルトン社スポークスマンが先週金曜に催された特別総会後語ったところによるとKTMが所有する18.9haの内の10.5haにオフィス、クラブ、サービス・アパート、コンドミニアム等が向こう3~4年間に開発される。第1期工事ではオフィス・ビルが建設される。同地区の一部住民は森林伐採に伴う大気汚染の加速を懸念、開発に反対しているが、この種の開発に反対は付き物で、懸念には及ばない。また開発が計画されている住宅は100万Mドル以上のハイエンドなもののため、新年度予算案で発表された外国人の住宅購入に対する一律10万Mドルの付加税の影響も受けない。 一方、1998年までは目下進められているメガ・プロジェクトに伴う需要が持続するため、住宅不動産市況がたとえ冷却化しても子会社のクダ・セメントは影響を被らないと言う。(BT:11/13,LZ:11/11)
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