2007-02-26 ArtNo.39127
◆eSys Tech、HP州にUS$5600万投じPC工場
【コルカタ】タミールナド州Chennai拠点のTeledata Informatics Ltdの子会社になったシンガポール企業eSys Technologies Pte Ltd (ETPL)は250クロー(US$5625万)を投じてヒマチャルプラデシュ州Baddiにパソコン(PC)工場を設ける。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとインディアン・エクスプレスが2月23日報じたところによると、ETPLのNeeraj Chauhan重役(COO)はこのほど以上の計画を明らかにした。それによると、バディ工場は年内に操業を開始、年間120万台のPCを製造する。建設資金は内部留保金で賄う。同工場は自社ブランドの製品のほか、多国籍ブランドや、パソコンショップのホワイトボックスPC、システムインテグレーターなどの需要にも応じる。
シンガポール、米国、アラブ首長国連邦、インドに4つのPC工場を持ち、インドではIBM、Microsoft、Apple、Intelの販売代理店も務めるETPLはバディのほか、南インドにも年産100万台の工場を設け南部のPC需要に応じる計画だ。同社はこの他、オランダにも同規模のPC工場を設けることを計画している。
ETPLはデリー直轄区とチェンナイにサプライチェーン・ハブをすでに設け、東部市場にハードウェア部品を供給しているが、さらにコルカタにも年内に同様のハブを設置し、今年末までに東部におけるシェアを15%から25%に拡大することを目指している。
今年はまた、チャンディガル直轄区にTBO(Technology Business Outsourcing)施設を設けることも計画していると言う。
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