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2007-02-23 ArtNo.39110
◆Mittal氏、バティンダ製油所にUS$7.22億出資
【ニューデリー】世界最大の鉄鋼会社Mittal Steelを率いるLakshmi Niwas Mittal氏の投資会社Mittal Investmentが国営石油会社Hindustan Petroleum Corporation Ltd (HPCL)のBhatinda製油所プロジェクトに3200クロー(US$7.22億)出資する。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥー、エコノミック・タイムズ、デカン・ヘラルドが2月20/21日、Murli Deora石油相の言を引用し報じたところによると、バティンダ製油所プロジェクトの事業主体Guru Gobind Singh Refineries Ltd (GSSRL)にHPCLとMittalが各49%出資、残る2%は金融機関が持つ。HPCL取締役会はこのほど以上の合弁計画を承認した。
総コスト1万6700クロー(US$37.7億)と見積もられるパンジャブ州バティンダの合弁製油所プロジェクトには当初、サウジアラビアのSaudi Aramcoが参加を表明していたが、同社は1998年に手を引いた。また2005年に参加に同意した英BP Plcも2006年3月にプロジェクトから手を引いている。この他、ExxonやTOTAL SAも同プロジェクトに関心を示したが、何れも破談に終わった経緯がある。
HPCL-Mittal連合はグジャラート州のMundra港からバティンダまで全長1100キロの原油パイプラインを敷設し、原油ターミナルと関連施設を建設する。同工費は6億米ドルと見込まれている。
両者の投資額は1000クロー(US$ 2.25億)を超えるため、合弁事業体の設立には外国投資促進局(FIPB:Foreign Investment Promotion Board)と経済問題閣僚委員会(CCEA: Cabinet Committee on Economic Affairs)の認可が必要になる。HPCLは同プロジェクトに500クロー(US$ 1.12億)をすでに投資している。
ちなみにMittal氏はナイジェリアの製油所や海外石油鉱区入札でもHPCLと手を組み、またカザフスタンとナイジェリアの石油鉱区入札ではOil & Natural Gas Corporation(ONGC)と手を結んでいる。
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