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2007-02-16 ArtNo.39095
◆マハラシュトラ州1万7千MW発電能力追加
【ムンバイ】マハラシュトラ州は今後3~5年内に1万7000MW(メガアット)の発電・供給能力を追加する計画だ。
ビジネス・スタンダードが2月12日報じたところによると、Maharashtra Power Generation Co. Ltd.(Mahagenco)のAjay Mehta重役(MD)は2月10日、州内の電力供給を1万7000MW拡大する計画を明らかにした。それによると、追加分は2009年から供給が始まり、2012年までに完全供給される。
追加電力のほとんどが州内の発電プロジェクトから供給されるが、マドヤプラデシュ州Sasanとグジャラート州Mundraのウルトラメガ発電プロジェクトなどからも電力の供給を受ける。この期間に中央政府部門が2800MW、州政府部門が4400MWの発電能力を追加する。
州内ではParliとParasにそれぞれ250MW、Khapherkhedaに500MW、Bhusawalに1000MWの発電所が設けられる。これらの発電所は2009~2010年に稼動する。この他、800MWの発電所をKaradiに2つ、Chandrapurに1つ建設する。
マハラシュトラ州の現在の発電設備能力は9600MWだが、実際の発電量は6000~7000MWにとどまっており、ピーク時にはしばしば4500~5000MWの不足を生じる。経済活動の活発化に加えて農業と家庭の電力需要が急増、電力不足が顕在化している。毎年30万世帯が新規に電力供給を受け、農業ポンプ10万基が新設されている。これらだけで1000MWの追加需要が生じると言う。
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