2007-02-14 ArtNo.39083
◆Polyhose、イタリア企業2社と合弁でプラスチック材料製造
【チェンナイ】タミールナド州Chennaiを拠点に熱可塑材やゴム製油圧ホースの製造を手掛けるPolyhose India Pvt Ltd(PIPL)は、イタリア企業2社と合弁でプラスチック材料を製造する合弁会社Ital Plastic Compounds Pvt Ltd(IPCPL)を設立する。
ビジネス・スタンダードが2月9日、PIPLのステートメントを引用し伝えたところによると、合弁会社の当初投資額は1000万米ドルで、PIPLが40%を、イタリア企業So F Ter/Sovere両社が各30%を、それぞれ出資する。イタリア企業2社は熱可塑ゴム(TPR:thermal plastic rubber)、ポリ塩化ビニール(PVC:polyvinyl chloride)、その他の特殊材料の製造を手掛けている。
チェンナイ付近Sriperumbudurの5エーカーの土地に設けられる工場では、イタリアの品質基準を満たしたTPR/PVC/エラストメトリック材料が製造される。これらの材料は靴底の製造に用いられる。第1期分は次期会計年度に稼働し、100人を雇用、TPR/PVC1万5000メートル・トンの製造能力を備える。
PIPLはチェンナイ近郊のKelambakkam/Sriperumbudurに工場を設け、年間1500万メートルの熱可塑材製ホースやポリアミド/ポリウレタン製チューブを製造、製品の90%を米国、英国、オランダ、シンガポール、日本、オーストラリアに輸出している。2007年3月期年商は90クロー(US$2032万)と見積もられる。
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