SEAnews 2007-02-12 ArtNo.39072

【ニューデリー】国営石油ガス探査会社Oil and Natural Gas Corporation (ONGC)は、新探査ライセンス政策(NELP:New Exploration Licensing Policy)第6次入札にかけられた55ブロック中最多の25ブロックを落札した。
インディアン・エクスプレス、ザ・ヒンドゥー、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月9日伝えたところによると、P Chidambaram蔵相は8日催された経済問題閣僚委員会(CCEA: Cabinet Committee on Economic Affairs)の会議後、炭化水素総局(DGH:Directorate General of Hydrocarbons)のVK Sibal総監とともに記者会見し、この日の会議で承認されたNELP-VI落札者のリストを明らかにした。それによると68社が55ブロック中52ブロックに対して165件の入札書類を提出した。しかし深水鉱区3ブロックには応札するものがなかった。
ONGCが獲得した25ブロック中12ブロックは深水鉱区、10ブロックは陸上鉱区、2ブロックは浅水鉱区に属している。ONGCは25ブロック中24ブロックのオペレーターを自ら務め、Cairn Energyが残りの1オフショア・ブロックのオペレーターを務める。
Reliance Industries Ltd(RIL)は東部深水鉱区7ブロックを、Oil India Ltd(OIL)とそのパートナーは6ブロックを、Gujarat State Petroleum Corporation(GSPC)は3ブロックを、Essar Oilは北東部陸上鉱区2ブロックを、豪州企業Santosは2ブロックを、Focus／Petrogas／Cairn Energy／Prize Petroleum／Geoglobalは各1ブロックを、それぞれ獲得した。
Cairn Energyは単独もしくはONGC／Videocon／Tata Petrodyne／British Gas／Totalと組んで12件の入札書類を提出したが、結局ONGC／Tata Petrodyneとともに2ブロックを獲得したにとどまった。これら落札者は当初5年間(2007-12)に合計60億米ドル以上を投資する見通しだ。