2007-02-09 ArtNo.39061
◆SRM Technologies、福岡に第3の日本オフィス開設
【チェンナイ】組込みシステム、マイグレーション、ネットワーキングなどに関わる情報技術(IT)サービスを提供しているSRM Technologies Private Limited(SRNTPL)は、最近第3の日本オフィスを福岡に設置、日本におけるプレゼンスを拡大している。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが2月5日報じたところによると、福岡以外に東京と大阪にオフィスを置くSRNTPLは、設立当初から日本のIT市場をターゲットにしており、収益の95%を日本で上げている。
SRNTPLのSathyanarayanan重役(MD)によると、福岡には多くの自動車会社が存在するが、IT企業はこれまで注目してこなかった。同社は日立など日本企業にサービスを提供してきた経験があり、福岡市場でも大きなシェアを獲得できるものと期待している。
またSRNTPLはSRM Universityと協力して、日本企業の社員にITビジネス教育を行っている。Sathyanarayanan氏によると、日本企業の社員はグローバルITビジネスに従事するための技能と経験が不足している。同社は米国でもこの種の教育を提供する計画で、目下、複数の米国企業と交渉している。
この日はNEC通信システムの中間管理職を対象にした訓練コースの開講式が行われた。これらのスタッフはSRM Universityで5週間にわたり英語、交渉術、異文化交流、IT関連技能などの研修を受ける。5週間の受講料は1人当たり2000米ドル。
同社は年5、6回、この種のコースを提供しており、沖ソフトウェアやシゲル情報サービスなどの日本企業が社員を派遣していると言う。
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