1995-11-14 ArtNo.3906
◆<星>地元企業、秋季Comdexにセンセーション
【シンガポール】米国ラスベガスで13日開幕した秋季Comdexにはシンガポール企業10社が、それぞれ新製品を携えて出展、国際業界の注目を呼ぶものと期待されている。
クリエイティブ・テクノロジー、アズテク・システムズ、IPCコープのような第1線プレーヤーだけでなく、あまり名の知られていない地元企業もそれぞれ独自に開発した製品を紹介している。例えばオプティクスは10倍速のCD-ROMドライブ、RMSテクノロジーは一般電話や携帯電話を通じてPCを遠隔制御するアド・オン・カードとそのソフトウェアーを、ORコンピューターは120MB(メガバイト)のフロッピー・ディスク・ドライブと2倍速のCD-R(リコーダブル)ドライブを、それぞれ展示している。オプティクスは現在8倍速CD-ROMドライブの製造に全力を投入しており、月間4万5000~5万台を製造、来年は更に生産量を2倍に拡大する計画だ。同社は米国のダイアモンド・マルチメディアを主要顧客に取り込み、米国市場進出の足場も固めている。アズテクはビデオコンファランシング・システム及びプロットタイプのマルチメディア・コンボ・カードを、クリエイティブは3Dブラスター・カードを、IPCは消費者向けMY.G.NiEコンピューターを、それぞれ出展している。この他の出展者には、ゴールドトロン・テクノロジーズ、ジェネラル・マグネチクス、オリビーン・ディスクマニュファクチュアリングが含まれている。(BT,ST,LZ:11/13)
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