【ニューデリー】インドのグリーン・イニシアチブは2012年までに35億米ドルの収入をもたらす見通しだ。
エコノミック・タイムズが2月5日伝えたところによると、クリーン開発メカニズム(CDM:clean development mechanism)下の温室ガス(green house gas)削減プロジェクトにより2012年までに3億5500万CER(認証排出削減量:certified emission reductions)が取得できる見通しで、1CER=US$10/-の換算率からすればその総額は35億米ドルに達する。
インドはCDMプロジェクトの総数で世界をリードしている。京都議定書12条に定められたCDM規則の下、インドや中国等の途上国は温室ガスの削減が義務づけられておらず、二酸化炭素排出量を1トン削減するごとに1CERが認められる。