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2007-02-09 ArtNo.39050
◆今年通年の成長率9.2%:中央統計局予測
【ニューデリー】今年(2006-07)の国内総生産(GDP)成長率は1988-89年以来最高の9.2%をマークする見通しだ。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルドが2月7/8日報じたところによると、中央統計局(CSO:Central Statistical Organisation)は7日、以上の見通しを発表した。それによると1988-89年には過去最高の10.5%の成長が記録されたが、当時は前々年と前年の成長率が3.8%及び4.3%と低水準だった。これに対して今年は9.0%の成長が記録された2005-06年を比較の対象にしており、加えてインド経済は過去4年連続して7.5%以上の成長を記録、内3年は8.5%に達した。P. Chidambaram蔵相もこの日、「比較対象とする昨年の成長率が9%だったことを考えれば、今年の9.2%の成長見通しはことのほか喜ばしい」とのステートメントを発表した。
各業種の成長見通しは、以下の通り(括弧内は昨年の伸び)。農林水産2.70%(6.0%)、鉱業/採石4.50%(3.60%)、製造業11.30%(9.10%)、電気水道ガス7.70%(5.30%)、建設9.40%(14.20%)、商業/ホテル/運輸/通信13.0%(10.40%)、不動産/ビジネス・サービス11.10%(10.90%)、地域共同体/社会/個人サービス7.80%(7.70%)。
農業部門のGDPに占めるシェアは1990-91年の32.2%、2000-01年の23.9%から2006-07年の18.5%に縮小する見通しだ。これに対してサービス部門のシェアは55.1%、工業部門のシェアは25.4%と見込まれる。
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