【ムンバイ】エーザイは間もなく50億円を投じ、アンドラプラデシュ州に拠点を設けインドにおける製造事業に着手する。
エコノミック・タイムズ2月3日伝えたところによると、Eisai Pharmaceuticals India Private Ltd(EPI)のミウラ・コージ主任はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると新工場では薬理活性原末(API: Active Pharmaceutical Ingredients)や製剤の製造を手掛ける計画で、既に候補地は選定済み。
エーザイはまた製剤研究センター(formulation research centre)をインドに設けることも計画している。
エーザイは現在潰瘍治療薬ラベプラゾール(rabeprazole)と痴呆症治療薬doneprezilをインドで販売している。これらの薬品は地元パートナーのWockhardtが製造し、エーザイと別の地元パートナーGSK Indiaが共同で販売している。エーザイはインドにスタッフ70人を擁するが、近く大幅に増員する計画と言う。