2007-02-02 ArtNo.39024
◆TCG、Haldia Petro支配認める判決獲得
【ニューデリー】会社法委員会(CLB:Company Law Board)は1月31日、Indian Oil Corp(IOC)のHaldia Petrochemical Ltd(HPL)への出資を認める一方、西ベンガル州政府にHPL持ち分を合弁パートナーのPurnendu Chatterjee氏のThe Chatterjee Group(TCG)に売却し、HPLから手を引くようもとめる裁定を下した。
エコノミック・タイムズ、ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、ザ・ヒンドゥーが2月1日報じたところによると、CLBのS Balasubramanian議長は「原告(Chatterjee氏)は西ベンガル工業開発公社(WBIDC:West Bengal Industrial Development Corporation)と西ベンガル州政府にHPLの5億2000万株を原告に売却するよう要求する権利がる」との判断を示すとともに、「取り分けHPL新株をIOCに割り当てることをCLBが支持する際には、原告の上記権利が尊重されねばならない」と付言した。
Balasubramanian議長によると、WBIDCと州政府が少数株主になるか、株主の地位を退く意思が有ったことは最初から明らかであり、5億2000万株の売却価格は、価格査定者の評価額か、1株28.80ルピーの何れか高い方にすべきである。
原告は、買い取り価格設定後45日以内に、州政府が再評価の必要がないと認めた場合には60日以内に、支払いを行わねばならず、期限内に支払い義務を履行できなかった際には、州政府は50クロー(US$1129万)の保証金を没収できると言う。
CLBはまた、税の優遇やローン金利抹消の代償としてHPLがWBIDCと州政府に割り当てた優先株2億7100万株もTCGに買い取るよう命じた。
しかし、IOCに対するHPL株1億5000万株の割り当て差し止めをもとめた原告の要求をCLBは棄却した。
TCGは傘下のChatterjee Petrochem (Mauritius) Company/Winstar India Investment Co/Chatterjee Petrochem (India)を通じて、CLBに以上の訴えを行っていた。
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