2007-02-02 ArtNo.39021
◆Tata BlueScopeの第4工場2009年に稼働
【チェンナイ】Tata Steel Ltd(TSL)とオーストラリア企業BlueScope Steelの50:50の合弁会社Tata BlueScope Ltd(TBL)が880クロー(US$1.986億)を投じてジャールカンド州Jamshedpurに設ける被覆スチール工場は、今年3月に着工され、2009年に完成する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月30日報じたところによると、TBLのChetan Tolia重役は29日にタミールナド州Chennaiで催された第3工場開所式の席上、以上の消息を語った。それによるとTBLは既にマハラシュトラ州Pune、Delhi、そしてチェンナイに工場を設けており、ジャムシェドプルの第4工場ではアルミニウム/亜鉛/カラー塗料被覆鋼板が製造される。金属被覆キャパシティーは年間25万トン、塗装キャパシティーは同15万トン。この種の製品は建築用鋼材として用いられる。
TBLは3工場において、軽量建築用鋼材、屋根材、壁面クラデイング材等を製造しており、第4工場を含めると累積投資額は1300クロー(US$2.93億)に達する。操業初年度2006-07年の売上げは100クロー(US$2257万)をマークした。インド建築業界における鋼材の利用は極めて低いが、今後急速な利用拡大が望めると言う。
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