2007-01-31 ArtNo.39008
◆Essar/イーストマン、オキソ・プラント建設覚書
【ムンバイ】Essar Global Ltd傘下のEssar Chemicals Ltd(ECL)は米国化学企業Eastman Chemical Company(ECC)と、1億2500万米ドルを投じインドに国内市場向けのオキソアルデヒドとその派生品を製造する施設を設けることで合意、覚書を交換した。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、ビジネス・スタンダード、エコノミック・タイムズが1月28/29日報じたところによると、両社はEssar Oil Ltd(EOL)がグジャラート州Vadinarに設けた製油所付近に年産15万トンのプラントを設ける計画で、事業化調査が完了したなら50:50の合弁会社を組織する。
オキソアルデヒドは表面被覆剤、塗料、溶剤、可塑剤等各種エンド製品の製造に広く用いられている。新プラントはEssar傘下の製油所から原料としてプロピレンの供給を受ける。
Essar GroupのAnshuman Ruia取締役は、オキソアルデヒド・ビジネスへの進出は、傘下製油所の潜在性の一層の発掘につながると語った。
Eastmanアジア太平洋地域担当Robert J Preston副社長兼MDは、Essarは上流部門の製油所製品を持ち、Eastmanはオキソ及びオキソ派生品技術を保持すると述べている。
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