2007-01-29 ArtNo.38999
◆TVS Motor、コスト上昇で年初9ヶ月に減益記録
【チェンナイ】TVS Motor Company(TVSMC)の2006年12月期年初9ヶ月の税引利益は、コスト上昇に祟られ前年同期の87.91クロー(US$1984万)から57.55クロー(US$1299万)に下降した。
ザ・ヒンドゥーが1月27日、TVSMCのステートメントを引用し報じたところによると、税引前利益も同127.41クロー(US$2876万)から80.50クロー(US$1817万)に下降した。しかし売上げは同2445.34クロー(US$5.52億)から2981.35クロー(US$6.73億)に増加した。原料、取り分けスチール、アルミニウム、ゴム、銅等の値上がりが持続、マージンの縮小を招いた。今年第3四半期の売上げに占める原料コストの比重は、前年同期の69.9%から73.1%拡大した。
タミールナド州Hosurにおける自動三輪車製造施設、ヒマチャルプラデシュ州における新工場、インドネシア事業は何れもスケジュール通り進捗していると言う。
ザ・ヒンドゥーが25日伝えたところでは、TVSMCはタミールナド州に新たに21のディラー店をオープンした。これにより同州におけるディラー網は90店に達した。
エコノミック・タイムズとザ・ヒンドゥーが25/26日報じたところによると、TVSMCは25日セルモーター付きエントリー・レベル・モーターサイクル『StaR City ES』を発売した。インド初のセルモーター付き100ccバイクのデリーにおける店頭価格は3万6750ルピー。発売以来24ヶ月のStaR Cityの販売台数は100万台を突破、エントリー・レベル・モーターサイクル市場の25%のシェアを占めていると言う。
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