2007-01-26 ArtNo.38988
◆Essar化学、アルケマとアクリル酸製造合弁覚書
【ムンバイ】Essarグループ傘下のEssar Chemicals Ltd(ECL)は、フランスの指導的化学会社Arkemaと、50:50の合弁でアクリル酸とエステルを製造するための事業化調査を進めることで合意、関係覚書を交換した。
エコノミック・タイムズ、ビジネス・スタンダード、インディアン・エクスプレス、ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月22/23日報じたところによると、グジャラート州Vadinarに設けられるインド初のアクリル酸製造工場は2010年の稼働が目指される。合弁工場はEssar Oil Ltd(EOL)がVadinarに設けた製油所から原料のプロピレンの供給を受ける。
アルケマのHenri Dugert社長(アクリル・ビジネス担当)によると、Vadinarはインド国内市場やアジア市場に製品を供給する上で理想的立地条件を備えている。アルケマはEssarグループとの提携を通じ、塗料/吸収剤/水処理/製紙/繊維ビジネスを拡張する計画と言う。
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