2007-01-26 ArtNo.38986
◆Wi-Fi市場、2012年にはUS$7.44億に
【バンガロール】インドのWi-Fi(wireless fidelity)市場規模(組込ソフトとラップトップPCを除く)は、今日の4160万米ドルから2012年には7億4400万米ドルに年率(CAGR:複合年間成長率)61.4%の成長が予想される。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月21日、Wi-Fi Allianceの調査報告を引用し報じたところによると、インドのWi-Fi市場の潜在性は大きく、全世界に存在する13万2000カ所のホットスポット中約1000カ所がインドに存在する。
インドにおける関係調査を担当したカルナタカ州Bangaloreを拠点にするTonse TelecomのSridhar T. Pai重役(CEO)によると、小売り部門の5000万平方フィート以上のスペースの他、鉄道駅のカフェテリアにも導入可能で、ガソリンスタンドやカフェではモバイルPoS(point of sale)の利用が普及しつつある。しかし、ローミング、料金徴収、VoWiFi(Voice over WiFi)規制、帯域の開放等に関わる問題が依然存在する。この他、Wi-Fiの標準仕様/安全性/機能に関する知識が依然不足しており、啓蒙が必要とされると言う。
報告書によると、広帯域アクセスの普及に伴い無線LAN関連機器市場も現在の2310万米ドルから2011-12年までに2億7500万米ドルに拡大する見通しと言う。フルレポートは2月に発表される。
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