SEAnews 2007-01-24 ArtNo.38971

【ムンバイ】Mukesh Ambani氏の2万5000クロー(US$56.43億)小売りイニシアチブに触発され、耐久消費財メーカー各社は小売り戦略に見直しを加え、新たな挑戦と機会への対応を図っている。
インディアン・エクスプレスが1月22日報じたところによると、韓国の家電大手2社LG／Samsungの現地子会社はReliance Retailの耐久消費財ビジネスに先駆け、それぞれ新たな布陣に着手している。
LG Electronics India (LGEIL)は傘下の『LG Shoppe』56店舗をロケーションに基づきプラチナ／ゴールド／ブロンズに分類、例えばMumbai／Delhi／Bangalore／Kolkata等に位置するプラチナ店にはハイエンドな耐久消費財や家電製品を、ゴールド店には29インチCRTテレビジョンやトップ・ローディング洗濯機を、NagpurやAurangabad等の小規模タウンに位置するブロンズ店には21インチＴＶや半自動洗濯機及び冷蔵庫を陳列、異なる所得層のニーズに応じる計画だ。同社はまたLG Shoppeを年内にさらに14店増設する計画で、同チェーンの売上げが、営業額全体の10％に貢献するものと期待している。
Samsung Indiaはトップ・メトロのショップ・イン・ショップに初めて情報技術(IT)ブランド・コーナーを設けるとともに、トップ20都市に展開する専門店チェーンを95店から135店に拡張する計画だ。同社はWoolworths／Kerby／Croma／E-Zone／Reliance Retail等とも提携し、新たな機会を開拓すると言う。