SEAnews 2007-01-22 ArtNo.38956

【ニューデリー】デリー拠点の金融ソリューション・プロバイダーNucleus Software Exports Ltd(NSEL)は、日本第2の消費者金融会社アコムから、後者にNSELの旗艦商品『FinnOne and PowerCARD』を導入するとともに、後者のためにオフショア・デベロプメント・サービスを引き受ける契約を獲得した。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月20日、NSELのステートメントを引用し伝えたところによると、NSELはアコムの消費者金融事業に先端情報技術(IT)を導入、ローン／保証／クレジット・カード・ビジネスの再編を支援する。
NSELのVishnu Dusad重役(CEO兼MD)によると、同社にとって過去最大の契約で、契約額は昨年の総売上148クロー(US$3341万)を上回る。日本企業が『FinnOne』を導入するのは初めてのこと。アコムの『FinnOne and PowerCARD』導入は2009年までに完成する見通しだが、NSELは2009年以降もアコムにサービスを提供する。その際には今回の契約とは別の契約が結ばれる。またオフショア開発サービスはインド国内で手掛けられると言う。