1995-11-13 ArtNo.3894
◆<星>工業/オフィス不動産堅調維持、小売不動産軟調持続
【シンガポール】今年第3四半期には工業不動産市場もオフィス市場も堅調を維持したが、小売不動産市場の軟化基調に改善は見られなかった。
都市再開発局(URA)が10日発表した第3四半期の不動産価格指数によれば、工業不動産価格は第2四半期の8.4%に続き6.4%の上昇を見、オフィス価格は3.8%(前期4.4%)、同賃貸料は5.4%(前期6.9%)、それぞれ上昇した。アナリストによるとサンテク・シティーやミレニア等の完成に伴う影響は来年第1四半期の数字に反映されるだろうが、値下がりする可能性は少ないとしている。小売不動産価格は第2四半期の3.4%に続き0.3%の値下がりを記録、賃貸料も前期の2.7%に続き5.9%下降した。(ST,LZ:11/11)
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