2007-01-12 ArtNo.38911
◆Essar Steel、Haziraプラント75%拡張
【ムンバイ】年商6400クローのEssar Steel Ltd(ESL)は、チャッティースガル州/オリッサ州/アンドラプラデシュ州/ジャールカンド州における新規鉄鋼プロジェクトが何れも進捗せぬことから、グジャラート州Haziraの既存プラントの年産能力を向こう3年間に800万トンに75%拡張する計画だ。
インディアン・エクスプレスが1月11日伝えたところによると、ESL幹部は「詳細は目下検討中」とし、明らかにしなかった。
ESLは2005年に4つの覚書を結んだ。これらにはチャッティスガル州における年産320万トン、オリッサ州における投資額1万300クロー(US$23.25億)、アンドラプラデシュ州における同1万5000クロー(US$33.86億)、ジャールカンド州における同1万クロー(US$22.57億)のプロジェクトが含まれる。しかし民間部門に対する鉱山割当に関わる硬直的政策に祟られ、計画の進捗を見ていない。ESLはCorex技術を採用し、これらのプロジェクトを進める計画だ。
他社もTata Steelは年産能力を1600万トン拡大、Ispat Industriesはマハラシュトラ州Dolviプラントの年産能力を250万トンから320万トンに増強、Jindal Vijaynagar Steelも年産能力を250万トンから400万トンに拡張することをそれぞれ計画している。しかしESLは800万トンへの拡張で国内民間鉄鋼メーカー中第2位の地位を維持できる見通しだ。
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