【ニューデリー】インド政府は、商業発電所(merchant power plant)及び大規模なキャプティブ発電所の建設を促進する狙いから、この種のプロジェクトに供給するための炭田15鉱区をリストアップした。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月8日、政府筋の言として伝えたところによると、電力省が石炭省の支援を得て選び出したこれらの鉱区の埋蔵量は36億トンと見積もられ、内24億トンを商業用発電所に割り当てる。商業用発電所のキャパシティーは各500~1000MW(メガワット)で、この他、大型キャプティブ発電所にも鉱区が割り当てられる。政府は石炭鉱区の割当が認められる商業用発電所デベロッパーのためのある種の基準を設ける計画だ。同基準は、自己資本/売上げ/その他の内部収入等に関係したものになる見通しだ。中央政府は、用地の確保、環境認可の取得、送配電等の面でも支援を提供することを検討していると言う。