2007-01-10 ArtNo.38903
◆Narmada Valley Fertilizers、US$2.5億TDI工場建設
【ヴァドダラ】Gujarat Narmada Valley Fertilizers Company Ltd(GNFC)の子会社Narmada Chematur Petrochemicals(NCP)は1100クロー(US$2.47億)を投じて年産5万トンのトルエンジイソシアネート(TDI)製造工場を建設する。芳香族系のTDIはポリオールに反応してポリウレタンをつくる。
エコノミック・タイムズが1月4日伝えたところによると、NCPはGNFCに近く吸収合併される。GNFCは今週開催される『躍動するグジャラート、国際投資家会議(Vibrant Gujarat Global Investor Summit)』の席上、同プロジェクトを発表する。同社は別に投資額140クロー(US$0.31億)のメタン製造工場の建設も発表する予定だ。
GNFCのT Natarajan重役(MD補)は、グジャラート州政府との覚書(MOU)締結交渉は順調に進んでいると語ったが、計画の詳細を明らかにしなかった。GNFCはこれ以前にメタノール工場の改修とガス生成施設の統合に関して州政府と覚書を取り交わしている。
同氏は、「メタノールはGNFCの既存品目だが、効率向上のため技術パートナーを求めている」と語った。同社は英ICIなどと交渉を進めている。
Natarajan氏によると、GNFCはまた米Lyondellと酢酸製造合弁事業について交渉を開始した。交渉は初歩的段階にあり、GNFC幹部が最近、先方の施設を視察したが、GNFCはなお態度を保留している。GNFCは英BP Chemicalsの技術を用い、地元企業としてはただ1社酢酸の製造を手掛けていると言う。
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