NNNNNNNNNNNNNNNN
SEAnews SEA Research, BLK 758 Yishun Street 72 #09-444 Singapore 760758
India Front Line Report
SEAnews Issue:monthly
tel:65-87221054
NNNNNNNNNNNNNNN
2007-01-10 ArtNo.38895
◆三井のSesa Goa51%持ち分にArcelor Mittal等が関心
【ムンバイ】三井物産が売りに出したゴア拠点の鉱山会社Sesa Goa Ltd(SGL)の51%の権益にはArcelor Mittal、Sterlite Industries、BHP Billitonの入札が予想され、この他、Tata Steel、OP Jindal group、Mysore Sales Pvt. Ltd(MSPL)、ブラジルの鉄鉱山会社Companhia Vale do Rio Doce (CVRD)、Rio Tinto、Aditya Birlaグループ等の名も取り沙汰されている。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが1月5日報じたところによると、入札意向書の提出は4日締め切られたようだ。投資銀行筋によると、関心ある企業は、三井物産の顧問を務めるJM Morgan Stanleyに入札意向書を既に送付している。入札者の初歩的選考作業に4週間を要する見通しで、その後予備選考を通過した企業による最終入札が行われるものと見られる。
SGLのPK Mukerjee重役は、これ以前に地元紙に「プロモーターの問題であり、自分は何も関知していない」と語っていた。
ボンベイ証券取引所(BSE)の記録ではSGLには三井物産が51%、米国の年金基金Californian Public Employees Retirement System(CalPERS)が1.44%、それぞれ出資している。業界観測筋は当初、「SGLが保持する1億5000万トンの鉄鉱石資源は低品質なもので、鉄鋼会社はさして関心を示さないだろう」としていたが、Arcelor-Mittalが関心を表明したとの報で、BSEにおけるSGL株価は4日、前日に比べ3.6%上昇した。SGLの株価は過去1ヶ月間に23%、過去1週間だけで11%上昇した。消息筋は「Arcelor-Mittalは全世界の鉄鉱石資源に関心を寄せており、SGLへの関心もその一端」と指摘した。
SGLの時価総額は約8000クロー(US$18.06億)で、首尾良く落札したものは、別に20%の権益を公開買い付けせねばならない。このため入札者は株価が余り上昇すれば慎重になるものと見られる。またRio TintoはSGLの株価が低水準だった昨年、交渉を行ったがまとまっておらず、今回同社が改めて入札する可能性に観測筋は懐疑を表明している。またインド政府が、鉄鉱石輸出に関する政策を明らかにしていないことから、BHP BillitonやCVRDにとってもリスクが大きいと言う。
[Your Comments / Unsubscribe]/[您的意见/退订]/[ご意見/配信停止]
Please do not directly reply to the e-mail address which is used for delivering the newsletter.
请别用递送新闻的邮件地址而直接回信。
メールをお届けした送信専用アドレスには返信しないで下さい。
SEAnews 掲載記事の無断転載を禁じます。すべての内容は日本の著作権法並びに国際条約により保護されています。
Copyright 2003 SEAnews® All rights reserved. No reproduction or republication without written permission.