SEAnews 2007-01-08 ArtNo.38892

【ムンバイ】マドヤプラデシュ州Sasanとグジャラート州Mundraにおける各4000MW(ﾒｶﾞﾜｯﾄ)のウルトラ・メガ発電(ultra mega power)プロジェクト入札が成功したのを受け、電力省は、民間部門の参加を得て14件のウルトラ・メガ送電プロジェクトを進める方針を発表した。
インディアン・エクスプレスが12月29日報じたところによると、合計投資額は2万2000クロー(US$49.66億)と見積もられ、契約はBOO(build-own-operate)方式により発注される。何れも2011－12年以前の稼働が目指される。
電力省のRV Shahi次官によると、同省はPower Finance Corporation(PFC)及びRural Electrification Corporation(REC)を結節機関(nodal agencies)に指名した。両社は別会社を設けて計画を進める。
電力省／PFC／RECは、Maithon(1000 mw)／Kodarma(1000 mw)発電プロジェクト及びBokaro発電所拡張プロジェクト(500 mw)の送電システム建設計画入札意向書(EoI: expressions of interest)を既に募集している。同プロジェクトの見積もりコストは4200クロー(US$9.48億)で、2007年1月10日に入札説明会が催される。
また、東部地区及び東北地区の余剰電力を北部地区に送る送電網建設プロジェクト：見積もりコスト1800クロー(US$4.06億)、North Karanpura(1980 mw)発電所の送電システム：見積もりコスト4100クロー(US$9.255億)のEOIも募集された。
その他の送電プロジェクトには、見積もりコスト800クロー(US$1.81億)の南部／西部地区同期州際接続送電網、見積もりコスト1200クロー(US$2.71億)のBarh II(1320 mw)発電所送電網、見積もりコスト800クロー(US$1.81億)のNabinagar(1000 mw)発電所送電網、見積もりコスト4000クロー(US$9.03億)のDaripally(3200 mw)発電所送電網が含まれる。