2006-12-22 ArtNo.38875
◆Cypress、AP州にソーラ・ファブ・センター設置計画
【ニューデリー】Cypress Semiconductors Technology India Pvt Ltd(CSTI)は最大5000万米ドルを投じ、太陽電池とシリコン・ウエハーを製造する『solar `fab centre'』をアンドラプラデシュ州に設ける計画だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月21日報じたところによると、カリフォルニア州サンノゼ拠点の半導体チップ・デザイン会社Cypress Semiconductor Corporation(CSC)はカルナタカ州Bangalore及びアンドラプラデシュ州Hyderabadにデザイン・センターを設けている。
CSTIハイデラバード・デザイン・センターのPidugu L. Narayana所長がこのほど明らかにしたところによると、CSTIは現在アンドラプラデシュ州政府とソーラファブ・センター設置問題を協議している。
CSTIは一両年中にバンガロール・デザイン・センターのエンジニアの数を300人から600人に、ハイデラバード・センターのそれを20人から40人に、それぞれ倍増する。
CSTIは、情報技術(IT)/自動車/消費者用電子/エネルギー設備領域における事業の拡張を目指しており、地元IT企業のWiproやPersistent Technologiesは、CSC製チップをベースにしたアプリケーションを既に開発している。他の主要IT企業とのタイアップも来年末までに実現する見通しだ。
Jon Pearson営業主任(Global Product Marketing Manager)によると、CSCは現在デザイン作業の50%以上をインドで行っており、インドをデザイン・センターと見ている。しかし今後は市場としてもインドを重視して行くと言う。
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