2006-12-20 ArtNo.38868
◆Reliance Life、設備拡張、製薬ビジネス進出準備
【ニューデリー】Mukesh Ambani氏に率いられるバイオテック企業Reliance Life Sciences Pvt Ltd(RLS)は900クロー(US$2億)を投じてマハラシュトラ州Mumbaiに新施設を設け、キャパシティーを拡大するとともに、事業拡張計画の一環として、後発医薬品や受託製造等の製薬ビジネスへの進出、バイオ企業を標的にした世界的な企業買収を計画している。
エコノミック・タイムズとビジネス・スタンダードが12月17/18日、業界筋の消息として伝えたところによると、RLSは取り分け欧州で買収対象を物色、また大手製薬会社と受託製造に関する交渉を進めている。
これまでに既存施設に1200~1500クロー(US$2.67億-3.33億)を投資して来たRLSは、来年半ばまでに新施設を稼働させ、主に血漿タンパク質の製造を手掛ける計画だ。RLSは現在、植物組織の培養等、バイオテック領域の活動の他、微生物学や臨床検査を手掛けている。抗血友病因子VIIの開発に成功した実績を有するRLSは、アルブミンAlbuRel、抗体ImunnoRel、第VIII因子HemoRel-A等、様々な血漿蛋白質を紹介している。
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