SEAnews 2006-12-20 ArtNo.38865

【ニューデリー】インド第4位の携帯電話サービス会社Hutchison Essar Ltd(HEL)は、NTTドコモと提携し、来年から後者のｉモード・モバイル・インターネット・サービスを導入する。
インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズ、ザ・ヒンドゥー、デカン・ヘラルドが12月15／16日報じたところによると、これによりHELの契約者は携帯電話でインターネット・コンテンツ、電子メール、ゲームにアクセスできるようになる。同サービスは2007年中に利用できるようになる。HELのAsim Ghosh重役(MD)は、「サービス料金は目下検討中だが、HELはボリューム志向でプレミアム価格で儲ける考えはない」と語った。
ｉモードはGSM／GPRS／W-CDMAに対応しており、NTTドコモはライセンスをHELに提供する。ｉモードは世界16カ国(地域)で5300万人が利用しており、NTTドコモは26カ国に拡大することを目指している。ｉモード用端末はローエンド・モデルでも現在100米ドル以上だが、インドでは100米ドル以下に引き下げる必要があることが、HELとNTTドコモの間で確認された。日本における1端末当たりの収入は月間20～25米ドルと言う。