【ニューデリー】地場二輪車メーカー、Kinetic Motor Company Ltd(KMCL)は来年は黒字転換を達成するとともに、新たに3モデルを発売する計画だ。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月19日報じたところによると、KMCLのAjinkya Firodia副社長(マーケッティング&セールス担当)は18日、スクーター『Blaze』の新変形モデルを御披露目するとともに以上の計画を明らかにした。それによると、来年第1四半期に赤字を返上、第2四半期に純益計上を目指す。連結収入は今年の800クロー(US$1.78億)から来年は1300クロー(US$2.89億)に拡大するものと見られる。
2007年にはスクーター3モデルを発売する計画で、内2モデルは135ccと250ccエンジン搭載のItalijet製、1モデルは台湾企業Sanyang Industry Company Ltd (SYM:三陽工業)製。SYMはKMCLに11%出資している。
この日御披露目したディスク・ブレーキを装備したBlazeのデリーにおける店頭価格(ex-showroom)は5万3999ルピー。スタンダード・モデルは同5万999ルピー。
KMCLはまたスーダン/エジプト/トルコを含む新市場を開拓、来年の年間輸出を今年の1万5000台からBlaze1万台を含む4万台に拡大することを目指している。来年の国内販売は12万5000台突破を見込んでおり、内3万6000台はBlazeになる見通しと言う。