2006-12-20 ArtNo.38860
◆チャンギ空港、Nagpur空港開発のコンサルタント引受
【ムンバイ】ナグプル多結節国際貨物ハブ&空港プロジェクト(MIHAN:Multi-nodal International Cargo Hub and Airport Project at Nagpur)を手掛けるマハラシュトラ空港開発公社(MADC:Maharashtra Airport Development Company Ltd)は、シンガポール拠点のChangi Airport International (CAI)とコンサルタント契約覚書を交換した。
ビジネス・スタンダードが12月18日伝えたところによると、MADCのR C Sinha重役(MD)はこのほど以上の消息を語った。それによると、CAIオフィシャルが来週現地を視察する。MIHANは空港/特別経済区(SEZ)/鉄道・道路ターミナルから成り、総面積は3600ha、空港部分だけで1200ha以上の規模を備える。
プロジェクトには、3200×45メートルの既存滑走路を国際基準に則った4000×60メートルに拡張することが含まれ、オプションとしてもう1本同規模の滑走路を設けることも計画されている。プロジェクト・コストは2500クロー(US$5.557億)と見積もられ、開発が完全に完了した際には同時に空港内に航空機50機、周辺スペースに別に50機を収容できる。
空港内にはBoeingのMRO(maintenance repairs and overhaul)基地も設けられる。同コストは別に1億米ドルと見積もられている。
コンサルタントの報告が提出されたなら、国際入札を募集、MADCは落札者と合弁会社を組織して空港開発プロジェクトを実行に移す。
MADCはSical LogisticsとMIHAN内に鉄道及び道路ターミナルをBOOT(build operate own and transfer)方式で建設する覚書も交換している。Sicalは同プロジェクトに90クロー(US$2000万)を投資する見通しだ。
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