2006-12-20 ArtNo.38859
◆JSW、AP州アルミナ製錬事業をVizianagaramに移転
【ハイデラバード】Jindal Steel Works Ltd(JSW)は、アンドラプラデシュ州Visakhapatnam(Vizag)県Sabbavaramにおける第1期計画だけで4000クロー(US$8.89億)が投じられるアルミナ製錬事業を、同州Vizianagaram県に移す方針だ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月19日報じたところによると、JSWのSajjan Jindal副会長兼MDはこのほど以上の消息を語った。それによると、州政府はVizianagaram県S. Kotaの1500エーカーの土地を同社にオファーした。この内200エーカーは民有地だが、2007年3月までに用地の買収は完了するものと見られる。住民の反対はそれほど見られない。
より問題なのはボーキサイトの採掘で、鉱業区の大きな部分がAraku渓谷と少数部族地区に重なっている。しかし、ボーキサイトの採掘と供給はアンドラプラデシュ鉱業開発公社(APMDC:Andhra Pradesh Mineral Development Corporation)が手掛けるため、JSWが直接反対運動や紛争に巻き込まれる恐れはない。プロジェクトは着工後30ヶ月で完了し、操業を開始できる。金融アレンジにさしたる困難はないと言う。
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