【ムンバイ】米国拠点の金融サービス/テクノロジー企業Limeグループはインド工科大学(IIT:Indian Institute of Technology Bombay)ボンベイ校コンピューター・サイエンス学士コース(BTech)専攻者に年俸9万米ドルを、UBS Investment Bankは同8万5000米ドルをオファーした。
エコノミック・タイムズが12月15日報じたところによると、ニューヨークに本部を置くLimeグループは傘下にLime Capital Management/Tower Research Capital/Lime Brokerage/The Open Planning Project/Lime Wire等の企業を擁する。
IIT Kanpur校の場合も最高額の年俸をオファーしたのはLimeグループのTower Research社で、少なからぬBTech学生が8万米ドル以上の年俸にボーナス1万米ドルをオファーされた。Kanpur校の場合、求人求職活動はスタートして1週間に過ぎないが、給与水準は既に昨年を上回っている。これまでに208人の大手企業入社が決まった。
国内勤務の場合最高額は、石油開発調査会社シュルンベルジェ(Schlumberger)がオファーした年俸230万ルピーで、同社は昨年も最高額180万ルピーをオファーした。
IIT-Madras校の場合、受付初日に32社がキャンパスを訪れ、200人以上の求人がなされた。これらの企業にはMcKinsey/Lehman Brothers/Bloomberg/Google/Yahooが含まれる。過去8日間にオファーされた平均年俸は85万ルピー。
IIT-Madras校の副学籍担当官Jayakumar氏によると、12月1日に開始された求人受付はスポーツ・イベントのため9日から中止しており、12月24日に再開、2007年2月乃至3月まで続けられると言う。