2006-12-18 ArtNo.38853
◆eInfochips、DaVinciプロットタイピング・ボード御披露目
【アーマダバード】グジャラート州Ahmedabad拠点のチップ設計/製品設計サービス会社eInfochipsは、テキサスインスツルメンツのDaVinciテクノロジーに対応した『DaVinciプロットタイピング・ボード(DVPB:DaVinci Prototyping Board)』を発表した。
ビジネス・スタンダードが12月4日報じたところによると、DVPBは一般に広く用いられているビデオ・システム周辺機器のインターフェイス機能を備えている。このためOEM(original equipment manufacturers)/ODM(original design manufacturers)はハードウェアの設計サイクルを短縮し、迅速に新製品を市場に投入できる。インドでこの種の製品を発表したのはeInfochipsが最初。
DVPBはスマートIPカメラ/ネットワーク・ビデオ・サーバー/ビデオ会議システム等の同時再生媒体(streaming media)アプリケーションをターゲットにしており、小型なことからラピド・プロットタイピングに適している。顧客がそのアプリケーションを迅速にDVPB上に読み込めるよう、ブートローダやソフトウェア・ユーティリティーにバンドルされている。DVPBはオーディオ・ビデオI/O、イーザーネット、USB、SD、ATA、VLYNQ、RS232、RS485、GPIO等の周辺機器インターフェイスの機能を備えている。
eInfochipsのマーケッティングを担当するTapan Joshi副社長によると、DaVinciは、同時再生媒体、ビデオ、イメージ製品のための高性能で柔軟なプラットフォームを提供する。eInfochipsはDaVinciテクノロジーに関する専門知識を持ち、DVPBをオファーすることにより、様々なアプリケーション領域の顧客により多くの付加価値ソリューションとサービスを提供できると言う。
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