2006-12-18 ArtNo.38846
◆US$48.9億貨物専用列車計画1年内に着手:首相
【ニューデリー】北部のNew Delhiと西海岸のマハラシュトラ州Mumbaiそして東海岸の西ベンガル州Kolkataを結ぶ総投資額2万2000クロー(US$48.9億)の貨物専用輸送システム『freight corridor』プロジェクトは1年内に着手される見通しだ。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月17日伝えたところによると、日本訪問を終えたManmohan Singh首相は16日、Air India特別機の機上で記者団に以上の消息を語った。同相によると、日本は間もなく事業化調査の最終報告書を提出する見通しだ。
プロジェクト実行に当たり日本企業に優先的に契約を発注する可能性に関して首相は、「契約は通常競争入札を通じて発注されるが、日本企業の競争力は周知のことであり、かなりの契約を獲得する可能性はある」と語った。
首相は、今回の訪日が日印関係に新展開をもたらす可能性を感じたと言う。それによると、日本企業トップにはある種の熱気が感じられ、日本業界と日本政府の協調関係も、対インド貿易投資に関する限り極めて良好である。こうした状況は未だかつて見られなかったことと言う。
シン首相は、安倍晋三首相の招待に応じ、12月13日から16日まで日本を公式訪問した。両首相は15日の首脳会談後『日印戦略的グローバル・パートナーシップ(Special Economic Partnership Initiative)』と題する共同声明を発表した。(詳細は日本外務省ウェブサイト参照http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/india/visit/0612_gps_k.html)
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