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2006-12-15 ArtNo.38844
◆Nokia、バンガロールにデザイン・センター設置計画
【ニューデリー】フィンランドの通信機器メーカー、Nokiaは、急成長するインド市場におけるシェアを一層拡大する狙いから、カルナタカ州Bangaloreにデザイン・センターを設ける。インドは2010年までに同社にとって世界第2の市場になる見通しだ。
ビジネス・スタンダードが12月12日伝えたところによると、NokiaのMitti Storckovius取締役(法人戦略担当)はこのほど以上の計画を明らかにした。それによると同社はバンガロールとブラジルのリオデジャネイロにデザイン・センターを設ける。これは市場に接近し、顧客のフィードバックを得る戦略に基づいている。バンガロール・デザイン・センターに勤務するスタッフの数は未定。同社のグローバル・デザイン・センターはロンドンとフィンランドのEspoに設けられている。
Nokiaは世界売上げの約50%をインドと中国を含むアジア太平洋地域で稼いでおり、インドの携帯電話端末市場については80%のシェアを握っている。タミールナド州Chennaiに年間製造能力2000万ユニットの工場を設けている。
NokiaのOlli-Pekka Kallasvuo社長兼CEOによると、世界の携帯電話契約者は2010年までに40億人に達し、内半分以上がアジア太平洋地域で占められる見通しだ。
インド市場はウォーミングアップの段階にあるが、11月にはGSM契約者総数が世界で3番目に1億の大台に乗った。毎月700万人あまりが新規加入している。携帯電話契約者の総数は1億3600万人を数える。しかし一般電話の普及率は16%に過ぎない。Nokiaの携帯端末に対する需要は目下のところ買い換えが全体の65%を占めている。同比率は2010年には90%に達する見通しだ。
一方、エコノミック・タイムズが9日伝えたところによると、外国投資促進局(FIPB)はNokiaとSiemensのインドにおけるテレコム事業統合を承認した。両社は世界的にテレコム事業を統合している。
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