2006-12-06 ArtNo.38808
◆HPCL、Visakha製油所拡張計画のパートナー物色
【ヴィサカパトナム】国営石油会社Hindustan Petroleum Corporation Limited(HPCL)は、アンドラプラデシュ州Visakhapatnamに設けたVisakha製油所拡張計画の一環として投資/原油調達/石油製品マーケッティングの戦略パートナーを物色している。
ビジネス・スタンダードが12月4日報じたところによると、HPCLのRMN Marar重役(GM)はこのほど同紙に以上の消息を語った。それによると、拡張計画の事業化調査を実施したEngineers India Limited(EIL)はその報告書の中で、製油所の年間キャパシティーを現在の750万トンから900万トン拡張するコストを9000クロー(US$20億)と見積もっている。HPCLは現在2200クロー(US$4.89億)を投じ、Euro-3/Euro-4基準を満たした製品を製造できるよう当該製油所にアップグレード工事を施している。同工事は2007年5月乃至6月までに完成する予定で、製油所のキャパシティーも830万トンに拡大する。900万トン拡張工事が完了後、老朽化した150万トンのプラントを解体する予定で、最終的にVisakha製油所の年間キャパシティーは約1500万トンになる。拡張計画に伴い製油所の隣接地に原油貯蔵ターミナルを設けるため、新たに約400エーカーの土地を必要とするが、Vizag港当局は同用地の提供を原則的に認めている。
拡張計画には膨大な投資を必要とし、国内や海外における製品のマーケッティングも必要なため、HPCLは出資パートナーを物色していると言う。
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