2006-12-04 ArtNo.38790
◆Uttam Galva、住商と提携し米国市場開拓
【ムンバイ】地元の主要亜鉛鍍金鋼メーカーUttam Galva Steels Ltd(UGSL)は住友商事の米国子会社Steel Summit Internationalと手を組み米国の小売りジャイアンツHome Depotに付加価値建築用鋼材を納入する。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインが12月1日報じたところによると、Home Depotは傘下に2000店の小売りチェーンを擁し、米国、カナダ、南アフリカにおいて各種建材を販売している。UGSLは換気システム用鋼材を同社に納入する。
UGSLはオリッサ州に8987クロー(US$19.976億)を投じ年産300万トンの鉄鋼プラントと210MW(メガワット)の発電施設を設ける計画で、最近同州政府と関係覚書を取り交わした。
UGSLはその拡張計画の一環として自動車業界向け冷間圧延鋼の年産能力を現在の6万トンから3倍に拡大する計画に着手した。同プロジェクトの投資額は600クロー(US$1.33億)で2期に分けて進められる。第1期分は今年末までに、第2期分は2007年半ばまでに、それぞれ完成する。今年12月末までに冷間圧延鋼全体の年産能力もこれまでの倍の100万トンに拡大する。
UGSLの輸出市場も最近ロシア、デンマーク、ユニオン島共和国、スロバキアを加え120カ国に達した。
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