【コルカタ】国営Steel Authority of India Ltd(SAIL)は、西ベンガル州Burnpurと同州DurgapurをベースにするIndian Iron and Steel Company Ltd(IISCO)とAlloy Steels Plant(ASP)の近代化計画に1万クロー(US$22.23億)を投資する。
エコノミック・タイムズとヒンドゥー・ビジネス・ラインが11月28/29日報じたところによると、SAILのS K Roongta会長は28日、『Metals-2006』の会場で記者団に以上の計画を語った。それによると、IISCOの近代化には3~4年を擁し、年間250万トンの製造能力が追加される。IISCO近代化の計画案は既に完成し、国際入札が近く募集される。完成品製造施設の他、新たに高炉が増設される。
一方、ASPは姉妹工場Salem Steel Plantの前方統合化計画に伴い、製品の主要な供給先を失う恐れがある。Roongta会長は同問題は詳細に検討する必要があると語った。ASPの近代化計画は既に着手されており、完成品の製造能力も拡大されると言う。