2006-11-24 ArtNo.38760
◆Reliance/Birla、Vizag特別経済区計画をリード
【ハイデラバード】アンドラプラデシュ州Visakhapatnam(Vizag)に9200エーカーの特別経済区(SEZ)を設ける計画にReliance Industries Ltd(RIL)やAditya Birla Group(ABG)を初めとする多くの大手企業が関心を寄せている。
エコノミック・タイムズが11月21日報じたところによると、RILは化学肥料工場を、ABGはレーヨン製造施設を、それぞれ設けることを検討している。パンジャブ州Ludhiana拠点のRalson Tyresは割り当てられた100エーカーの土地に製造施設を設ける計画だ。
州政府筋によると、州当局はRIL及びABGと土地の割当問題を協議している。RILは1500エーカー、ABGは250エーカーの土地の割当を希望しており、RILはガス・ベースの化学肥料工場の建設を計画していると言う。
RILスポークスパースンは、この点に関して「化学品組成とガスの需給状況を調査した後、最終的なビジネス・プランを立案する。Vizag SEZへの投資は、州政府の提案であり、我々はまだ如何なる方針も決めていない」と語った。
AGBスポークスパースンも「計画はまだ初歩的段階にあり、何もコメントすることはできない」と答えた。
Vizag SEZのデベロッパーを務めるアンドラプラデシュ工業インフラ公社(APIIC:Andhra Pradesh Industrial Infrastructure Corporation)はこれまでにスリランカ企業Brandix/バーバ原子力研究センター(BARC:Bhabha Atomic Research Centre)/Hindustan Petroleum Corporation Ltd (HPCL)/タミールナド州Chennai拠点のWS Industries等に土地を配分している。WS Industriesは割り当てられた50エーカーの土地に100クロー(US$2223万)を投じて1年内に絶縁材製造施設を設ける。Brandixは1000エーカーの土地を取得、600クロー(US$1.33億)の投資を予定している。
BARCは2800エーカーの土地に1000クロー(US$2.22億)を投じ研究開発(R&D)施設を設ける。HPCLは1500エーカーの土地に3000クロー(US$6.67億)を投じて石油化学コンプレックスの建設を予定している。
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