1995-11-11 ArtNo.3876
◆<星>ホリグチ、マレーシア企業3社権益買収
【シンガポール】事業再編を進めるセスダック登録のホリグチ・エンジニアリングは月曜以来停止されていた取引を木曜に一旦再開したものの、同日午後2時には再び取引停止を申請した。
ホリグチは水曜には3つの再編措置を発表した。先ず子会社アズマ・ホリグチの2分の1のシェアを売却、後者を海事エンジン部品メーカーに再編する。またマレーシアのシリコン・ラバー・キーパッド・メーカー“トヨシマ・コープ(M)”、マレーシアの電話部品メーカー“フアン・シンCo(M)”、中国の電話部品メーカー“フアン・シン・エレクトロニクス”の権益を買収する。トヨシマ・コープ(M)の51%の権益は2910万Sドルでエベレスト・インターナショナルから購入、残りの49%の権益は台湾のトヨシマ・コープが維持する。ニュー・オーナー、チャンパードン社は、これらの措置によりボトムラインの底上げを図る計画と言われ、この内2件だけで1994年度のホリグチ純益は2倍の63万5093Sドルに拡大する。同発表を受けてホリグチの株価は木曜には2.30Sドルまで上昇、取引停止時点のそれは2.22Sドルと、これ以前の終値を31セント上回った。(ST,BT,LZ:11/10)
|
|