1995-11-11 ArtNo.3875
◆<星>インドネシア3富豪、共同でUPPの43%権益買収
【シンガポール】インドネシアの3富豪がユナイテッド・パルプ&ペーパー(UPP)発行株式の合計43.42%を取得する契約をUPPの主要株主と締結、共同で公開買付に乗り出す。
ユナイッテッド・オーバーシーズ・バンク(UOB)が9日発表したところによると、これら3氏とは木材富豪のプラヨゴ・パングストゥ氏、スハルト大統領の子息バンバン・トリハトモジョ氏、海事エンジニアリング会社バン・デル・ホルストのヨハネス・コチョ会長。プラヨゴ氏とバンバン氏の関連企業が各70%と30%出資するブランブルグ・ホールディングズはムダ・ホールディングズBhdからUPP株3990万株(35%)を、コチョ氏のアンベル・インベストメンツはハルタバン・ホールディングズからUPP株972万4000株(8.42%)を、それぞれ1株1.10Sドルで購入する。ハルタバンはムダの主要株主でもある。3氏はUPPの43.42%の権益を取得後、ブランブルグを通じてUPPの額面25Sセントの普通株を1株1.10Sドルで公開買付を行う。ブランブルグはUOBバンクとNMロスチャイルド&サンズを財務顧問に指名した。(ST,BT,LZ:11/10)
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