SEAnews 2006-11-22 ArtNo.38745

【バンガロール】半導体チップ・メーカー、Freescale Semiconductor Inc(FSI)は、ウッタルプラデシュ州Noidaのチップ・デザイン・センターで設計／開発／認証されたコードネーム『MPC8313E PowerQUICC 2 Pro』と言う最新プロセッサーを御披露目した。同プロセッサーは未来のデジタル・ホームに道を開くものと期待されている。
ヒンドゥー・ビジネス・ラインとビジネス・スタンダードが11月17日報じたところによると、FSIのインド子会社Freescale Semiconductor India Pvt Ltd(FSIPL)のSunil Kaul製品販促課長は16日記者会見し、『MPC8313E』は同社がデジタルTV／ネットワーキング用記憶装置／ネットワーキング・アクセスポイントと言った新市場を開拓するのを可能にすると語った。
同氏によると、このマルチメディア・プロセッサーに使用されたリファランス・デザインは消費者用記憶装置／デジタルTV／アクセス・ポイント／プリンター／家庭・小事務所向けワイヤレス・ゲートウェイに応用できる。来年は、『MPC8313E』を用いた家庭向けのデジタル・メデイア・サーバーやネットワーク用記憶装置がインド市場にも出回る見通しだ。
他方、印刷／映像業界向けに設計された『MPC8313E』の派生品『SC8311』は、レーザー・プリンターや多用途プリンターに用いられると言う。