2006-11-22 ArtNo.38743
◆Bajaj/ヤマハ、ハイエンド・バイクの合弁製造協議
【ニューデリー】Bajaj Auto Ltd(BAL)はヤマハと国内市場向け及び海外向けにハイエンド・モーターサイクルを製造する合弁交渉を進めている。
エコノミック・タイムズが11月18日、自動車業界の消息として伝えたところによると、BALのトップは、今月初インドを訪れたヤマハ発動機株式会社の梶川隆社長と同問題を協議した。梶川社長一行はマハラシュトラ州PuneのBAL工場を視察するとともに詳細を協議したと言う。しかしBALのRajiv Bajaj重役(MD)も、Yamaha IndiaのT Maeda氏(営業担当)も以上の消息に関してコメントを控えた。
消息筋によると、合弁計画はヤマハ側から提案されたもので、Yamaha IndiaのT Ishikawa重役(MD)が根回しを行ったとされる。協議の結果は、梶川氏が今月末にインドを再訪した際に有る程度明らかになるものと見られ、その際もう一度双方の協議が行われる見通しだ。梶川氏は今年1月の年次報告の中で、同社のインド、中国、ブラジルにおける収益と市場シェアは比較的低いため、これらの地域における製造/マーケッティング面の活動を強化する考えを表明、インド・ビジネスに本腰を入れる姿勢を示していた。
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