2006-11-22 ArtNo.38742
◆Global Auto、10万ルピー・カー製造準備
【ニューデリー】西ベンガル州Kolkata拠点のGlobal Automobiles Ltd(GAL)は、中国政府が所有するGuangzhou Motors Company(GMC:広州摩托集団公司)と協力して来年7月までにインドの核家族をターゲットにした最も低コストな乗用車(cheapest car)を発売する計画だ。
ビジネス・スタンダードが11月18日伝えたところによると、GALのSantanu Ghosh会長はこのほど以上の計画を明らかにした。それによると、中国パートナー及び某シンガポール企業との間で10万ルピー未満の乗用車を製造する計画に関して最終段階の話し合いを進めている。当面GMCの中国工場からセミノックダウン・キットを取り寄せ西ベンガル州Hooglyに設けた既存コンポーネント製造工場で組み立てる。プロットタイプは2007年7月までに完成する予定だ。既に30エーカーの土地を保持するが、別に70エーカーの土地を追加取得する。
GMCはホンダ/トヨタ/ヒュンダイ等の国際メジャーと様々な協定を結び、中国国内市場と輸出市場向けに各種車両を製造している。GMCはまた二輪車や四輪車用のバッテリーの製造も手掛けている。GMCの全地形型車両は多少の改良を加えるならインドに最適なモデルと言える。
一方、インディアン・エクスプレスとヒンドゥー・ビジネス・ラインが17/18日、PTI通信の報道を引用し伝えたところによると、Ghosh会長は「中国及びシンガポール企業と10万ルピー未満の乗用車を製造する話し合いを進めており、両社の何れかと手を組み西ベンガル州Kolkata付近で当該車両を製造する契約を間もなく締結する」と語ったと言う。
|