2006-11-20 ArtNo.38735
◆アンドラプラデシュ州Kakinadaを石油化学投資地域に追加
【ニューデリー】石油/化学/石油化学投資地域(PCPIR:petroleum, chemicals and petrochemicals investment regions)専門委員会(task force)は、ケララ州Kochi/西ベンガル州Haldia/カルナタカ州Mangalore/オリッサ州Paradip/ハリヤナ州Panipat/グジャラート州Dahej/アンドラプラデシュ州Visakhapatnam(Vizag)をPCPIRの候補地としてリストアップしたが、最近の閣僚グループ(GOM:group of ministers)会議の席上、アンドラプラデシュ州のKakinadaを追加することが提案された。
エコノミック・タイムズが11月15日伝えたところによると、Ashwani Kumar国務相(工業担当)はこのほど以上の消息を語った。それによると、アンドラプラデシュ州沖合に大規模なガス田が発見されたことが、Kakinadaを追加する理由で、政府は同案を前向きに検討している。Vizagに関してはHindustan Petroleum Corporation Limited (HPCL)がアンカー投資家を務める。これに対してKakinadaのアンカーはOil and Natural Gas Corporation(ONGC)が務めることになる見通しだ。
ONGCはMangaloreとDahejのアンカーも務めるものと予想されている。一方、Indian Oil Corporation(IOC)はParadip/Panipat/Haldiaのアンカー投資家を務め、Kochiに関してはBharat Petroleum Corporation Ltd (BPCL)かGas Authority of India Ltd(GAIL)がアンカーを引き受けるものと見られる。
各PCPIRは200~250平方キロの地域をカバー、石油精製施設、石油化学プラント、下流部門の化学工場等が設けられる。製品は主に輸出される。
鉄道/道路/港湾/空港/通信等の接続インフラは中央政府が引き受け、電力/水/投資地域内の道路/排水・廃水処理/保健施設等は州政府が担当する。
化学省はPCPIR政策草案を数日前に政府に提出、GOMが目下同草案に検討を加えていると言う。
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