SEAnews 2006-11-20 ArtNo.38733

【ニューデリー】地元ソフトウェア・サービス会社HCL Technologies Ltdは、カナダの電子製造サービス会社Celestica Incと合弁会社を設立し、OEM(Original Equipment Manufacturers)顧客にコンセプトから製造(C2M:concept-to-manufacturing)に至る製品のライフサイクルを通じた総合的なソリューションを提供する。
ヒンドゥー・ビジネス・ライン、インディアン・エクスプレス、エコノミック・タイムズが11月14／15日、HCLのVineet Nayar社長の言を引用し伝えたところによると、HCLは医療／航空／消費者用電子製品のデザインを手掛け、CelesticaはIBM／Cisco等の国際顧客のために製品製造／サプライチェーン統合サービスを引き受ける。両社は合同マーケッティング・チームを組織して合弁事業を販促する。
HCLはタミールナド州Chennaiにデザイン・サービス・センターを設け、向こう6ヶ月間に約200人を雇用する。
両社は同合弁を通じ製品コンセプトからデザイン、エンジニアリング、製造、サプライチェーン、アフター・サービスに至るまでシームレスなソリューションをワンストップで提供する。このためOEM顧客は煩雑さから解放され、中核業務に専心できる。HCLは同合弁事業を通じて向こう5年間に1億米ドルの売上げを見込んでいる。