1995-11-10 ArtNo.3873
◆<泰>石油公団、タンタワン・ガスの30年間購入契約に調印
【バンコク】タイ石油公団(PTT)は7日、タイ湾タンタワン鉱区の開発に当たるタイポ、タイ・ロモ、ザ・ソンポパニッチ・カンパニー3社のコンソーシアムと日量300万立米のガスを向こう30年間にわたり購入する契約に調印した。
米国拠点のポゴ・プロデューシング及びラザフォード・モーラン・オイルの子会社タイポ及びタイ・ラモはコンソーシアムの各46.34%のシェアを占め、ソンポパニッチは7.32%の権益を有する。PTTは10億バーツを投じてタンタワン鉱区と既存のErawan-Rayong-Bangpakongパイプ・ラインを結ぶ新たなパイプラインを敷設、1997年内のタンタワン・ガス導入を目指す。ガス価格は1995年の100万BTU(ブリティッシュ・サーマル・ユニット)当たり1.9米ドルを基準に燃料価格や卸売価格指数等も配慮して設定され、年間18億5000万バーツに達する見通しだ。これにより独立電力供給業者(IPP)スキーム下の民間発電所も燃料を確保できると言う。(BD:11/8)
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